地域活動専門部の活動方針は、1保護司の確保、2更生保護団体との連携、3保護司の更生保護活動の可視化と啓発(掛川城イエローライトアップの継続実施とその他PR活動等)で、その3つの基本方針をもって活動しています。具体的な活動をご紹介します。
1.保護司の確保へのアプローチ
人口減少時代、また定年が伸びて高齢者が働く社会状況下で、保護司の確保は厳しい現状です。その為、地域自治会組織へは、保護司への理解と保護司推薦を要請すること等、絶え間なく行っています。
2.更生保護団体との連携促進
市内には、掛川地区更生保護女性会、掛川市地区協力雇用主会という更生保護を目的に活動する団体があります。様々な行事や事業を通じて、連携しています。「社会を明るくする運動 作文コンクール」の審査等の代表的な協働活動が円滑に行えるよう、環境を整えます。
3.保護司の更生保護活動の可視化と啓発
掛川市民に、保護司の存在意義や活動の可視化をすべく、7月の更生保護強化月間には、令和5年度から掛川城イエローライトアップをし、更には令和6年度には二の丸御殿で音楽鑑賞会を多数の市民をお招きして開催しています。また、秋には駅前で行う「ケットラ市」へも参加して、市民への啓発を継続的に行っています。
更生保護は、市民の人を愛し慈しむ心情や、ご理解ご協力があってこそ、成果を導けるものと考えますので、これからも地域社会が、犯罪から立ち直りを支援できる社会環境であるよう、保護司会は地域活動を展開してまいります。

